【不正請求の疑いがあります】

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【不正請求の疑いがあります】

平川接骨院グループではカルテの記載を徹底しています。
カルテの記入は施術日と料金くらい、あるいは保険に請求する部位や負傷年月日だけ、自費だからカルテは書かなくても良いのでは?と勘違いしている方も多いと思います。
しかし、はっきり言ってそれでは自分の治療院を守ることはできません。
弊社のカルテについてはいくつかの方針をもとにルールが細かく決まっています。
その中の一部を紹介しますと、
・カルテは事実を記録する。
・患者さんと私たちを守るものです。
という方針があります。
じつは以前、当院である事件?がありました。
交通事故の損保会社の調査担当の方と支払い担当の方、そして保険会社の弁護士が突然連絡も無く院に来られました。
そして、
「患者さんの〇〇さんの通院について私たち保険会社は疑義を持ってます。正直に言って下さい。通院していない日も不正に請求していますね?」
と切り出されたのです。
皆さんはこうした状況になった場合どう返答しますか?
平川はこう伝えました。
「不正請求は絶対にありません。患者さんの同意を改めて取って貰えるならカルテも全て開示します。本当に根拠があって言っておられるならカルテでもなんでも確認して下さい。」
すると損保会社は
「院前調査(毎日こっそり外から通院状況を見る)してましたから根拠は有ります。ただ、どの通院日を不正請求としているかは教えられない。」
との事した。
平川はスタッフのカルテ記載と請求実態に自信を持っていましたので、
「カルテを確認してどの日の通院に疑いを持っているのか明らかにして下さい。質問には全て回答します。」
と後日カルテのコピーを提出しました。
このあと何度かやり取りはあったのですが、最終的に全ての通院日が認められ(実際に施術していたので当たり前ですが笑)患者さんの通院慰謝料を毀損することもなく終わりました。
最後には保険会社の方からこれだけきちんとカルテを整備されているところはないと感心していただきました。
本当に院前調査までしていたのかは最後まで分かりませんでした。
このケースのように、保険会社のやり方が良いのか悪いのかは別として疑いを持ってくる相手にも開示すれば納得させることができるくらいカルテを整備していくことが必要です。
(気軽にカルテは開示すべきでないという議論は今回は横に置きます)
また、カルテ自体にもスタッフが過っても不正が出来ないあるいは不当請求となってしまいかねないことが起きないような仕組みが必要です。
つまりカルテのフォーマットからして後からの書き換えや付け足しが出来ないような書式にしておかなければなりません。
有資格者を雇っているからには会社にはスタッフとスタッフの免許を守る責務があると思います。
カルテの整備、チェックし見直してみませんか?

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